Stamplayは、IFTTTのような単純な[トリガー-アクション]のセットから、複数の一連のアクションをデータ連携しながら自動処理できるように機能拡張されたあと、一般的に企業で利用される承認ワークフローで使えるよう進化していったようです。
Introducing new Enterprise-ready feature for Stamplay
(元記事はこちら)
Giuliano Iacobelli
2018/7/5
Stamplayを立ち上げて以来、多くの顧客からFlowsを使ってビジネスデータの承認を自動化することの必要性について要望を受けてきました。今回、承認プロセスを合理化する新機能Approvalsをリリースします。
Approvalsを使えば、 フロー内に人間による承認手順を追加することができます。人間の判断を必要とする複雑なタスクを承認者に送り、その結果の承認/否認に基づいて適切なタスクにリダイレクトされます。
自動化されたワークフローを設定して、休暇、残業、出張計画、予算、契約、ブログ投稿、仕様決定などのドキュメントの申請を迅速に処理できます。
このモダンなApprovalsのユーザ体験により、Salesforce、ServiceNow、Box、Netsuite、MailChimp、Azure Active Directory、Office 365などのデータを使った承認ワークフローをすばやく簡単に作成できます。
承認プロセスの一環として、承認者は承認待ちの案件に関する電子メール通知を受け取り、一方システム管理者は最新の統合承認管理センターですべての承認要求を監視し対応することができます。
ユースケース: 契約の自動送信
パートナープログラムを実行しているパートナーを管理する場面を想像してみましょう。おそらく、ユーザ登録用のWebフォームや、見込み客データをCRM (例えばSalesforce)に読み込む機能があります。 もしユーザ登録情報をCRMシステムに送る仕組みがなければ、Stamplayでも同じことができます。
このシナリオでは、Salesforceがユーザ登録フォームから顧客情報を収集し、我々が開発したツールで人が介在する部分のワークフローを作成し、資格のある応募者のみが承認されるような流れを構築しました。
誰かがユーザ登録し、ステータスが「未決定」の新しい連絡先がSalesforceで作成されると、Stamplayが承認リクエスト通知をメールでプログラムマネージャーに送信します。
プログラムマネージャーは、アプリケーション情報を表示し、メールアプリケーションから直接「承認」または「否認」をクリックできます。申請者が承認されなかった場合、Stamplayは詳細情報を求めるメールを送信し、Salesforce上の連絡先データを「否認」として更新します。
申請者が承認されたら、StamplayはHelloSignの契約データの名前や住所などのフィールドにデータを事前入力し、それを申請者に送信し、Salesforceの連絡先データを「承認」として更新します。
まとめ
Stamplayを使えば、承認プロセスに関わるユーザを簡単に繋ぐことができます。レビューおよび承認(および他の多くの)プロセスで不必要または繰り返しのステップを特定して削除することによって、自動化されたワークフローはオフィスの生産性を大幅に向上させることができます。
Stamplayを使えば、データを活用する自動承認ワークフローを簡単に作成できます。この新しい承認処理のユーザエクスペリエンスの目標は、フロー作成者がSharePoint、Salesforce、Box、SAPなどのサービスの中にあるデータを使って承認ワークフローを作成できるようにし、そして承認者が承認リクエストを迅速に処理できるようにすることです。ですが、これはまだ始まったばかりです。
この新機能をぜひ楽しんでください 🙂
Stamplayチーム