FileMakerとグラフデータベース

DevCon 2019で聴講した、興味深かったセッションのひとつ、FileMakerをグラフデータベースのNeo4jのフロントエンドとして使用する例を紹介します。


FILEMAKER AND GRAPH DATABASES

(元記事はこちら)

Joris Aarts
2018/11/16

Facebook、Amazon、LinkedIn、Googleは、どのようにしてレコメンデーションの機能をほぼリアルタイムで提供できているのでしょう? また、パナマ文書の調査にはどのようなデータベースエンジンが使用されているのでしょう? FileMakerでもそのパワーを活用できるのでしょうか? はい、もちろん可能です!
いわゆる「グラフデータベース」のパワーについて、その詳細をこの記事で見ていきたいと思います。私は、その中でも最も人気のあるNeo4jを例として使用し、FileMakerソリューションにグラフデータベースを統合する方法を順を追って示します。

YouTubeに4つのビデオを投稿しました。

パート1: グラフデータベースとは?

パート1のダウンロードリンク:

パート2: グラフにFileMakerのデータをインポートする

パート2のダウンロードリンク: Personnel Database(人事データベース}

パート3: FileMaker内からグラフを更新する

パート4: グラフデータベースをバックエンドにしたFileMaker

ローカルマシンでMAMPを使用して、Webビューアでグラフデータベースの内容を可視化しました。index.phpファイルとFileMakerスクリプト”POST json to Visualizer”を適宜更新してください。


注意: グラフデータベース・プラットフォーム(GDP)は、GraphQL(API用クエリ言語)とは別物であり、またNeo4jなどのグラフデータベースはクエリの可視化表現を描画できる内蔵のブラウザを持っていますが、そのグラフ図(データを視覚的に表現したもの)とも違います。

免責事項:

  1. 私はグラフデータベースのエキスパートではありません。私は単に強い好奇心を持ったFileMaker開発者であり、壁を越えて他のテクノロジーを探索しています。
  2. Neo4jを例として使用しているのは、無料でダウンロード可能なDesktop Editionと、とても優れたWebサイトがあるからです。私はNeo4j社とは一切関係がありません。
  3. FileMakerをNeo4jに接続するには、cURLとJSONが必要です。これらの概念はデモ内で示されていますが、その操作手順を一つずつ説明はしていません。cURLとJSONの概要については、このビデオを参照してください。

このプレゼンテーションは、FMconf / VersionFrançaiseでフランス語で行われました
このプレゼンテーションは、FMSummit / Nederlandse versieでオランダ語で行われました

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